大森元貴さんの頭の中を覗き込むことはできない。 そこには僕らには到底想像もつかないほど深淵な世界と思考が広がっているはずだ。

しかし、大森さんの凄さはそこにとどまらない。 「きっと大森さんのことだから、何か考えがあってのことだろう」。 メンバーやファンに、そう思わせてしまう力。それこそが彼の真髄だ。
つまり、彼が何を考えているかという「中身」を知ることはできないのだが、「大森元貴」という存在そのものに対する絶大なる信頼が、ブラックボックス化した彼の思考を、未来への期待へと変換させているのだ。だからこそ、周りは安心して背中を預け、ついていこうとする。
これは、会社経営においても全く同じことが言えるのではないだろうか。
社長は常に、数年先、数十年先の事業の未来を考えている。 それは時に、現場のスタッフには突飛に見えたり、理解しづらかったりすることもあるだろう。

そのとき、組織は二つに分かれる。 「社長は何を考えているか分からない」と不信感を抱く組織。 あるいは、「社長のことだから、何か意図があるはずだ」と期待を寄せる組織。

この二つの間には、天と地ほどの差がある。
信頼を積み上げるもの
突き詰めていけば、その差を分けるのは、これまでの「有言実行」から積み上げられた実績。 そして、その根底にある「関わるすべての人を包み込む愛」の有無ではないだろうか。
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